徳山競艇場(BOATRACE徳山)

徳山競艇場(BOATRACE徳山)

徳山競艇場(BOATRACE徳山)

コースの特徴

すぐ傍に標高は362mの太華山があり、向かい風がほとんど吹きません。
追い風でのレースが多く、インが強い競艇場として3本の指に入ります。
コースそのものの特徴はあまりなく、スタートラインのコース幅が広い、第1マークのバックストレッチが広い以外は一般的なコースです。

徳山競艇場(BOATRACE徳山)┃コースの特徴

水面情報

水質海水風の強さ普通
干満差あり波の高さ高い
難易度静水面広さ広い

水面の特徴

★ピットから2マークまでの距離が短い

他の競艇場よりもピットから2マークまでの距離が短く、前付けが難しくなるため、枠なり進入になりやすい。
また、無理やり前付けした場合、スタート前の助走距離を確保しにくくなり、スタートが難しくなるので、出足・行き足が良くなければ前付けした艇は苦しくなります。

★バック側の水面が広い

他の競艇場よりもバック側の水面が広く、対岸にぶつかる心配がないため、どの艇も1マークを思い切ってターンできます。
ただし、追い風のレースが多く、捲りが流れてしまうので、決まり手のデータ的には、捲りが出にくくなっています。

★水質は海水

瀬戸内海とつながっているため水質は海水で、海水の水面では浮力が大きいため、体重の重い選手でもスピードを出しやすいので、同じ勝率の選手がいるときは、体重の重い選手を狙ってみよう。
また、海水の水面は軟らかいため、モーター性能が悪くても最低限のターンはでき、実力上位の選手なら、モーター性能が悪くても軽視する必要はなさそうです。

★干満差がある

潮の満ち引きによって、一日のなかで水面の高さが変わり、満潮付近ではターンが流れやすくなり、差しが決まりやすくなります。
逆に、干潮付近では水面が安定して、捲りや捲り差しが決まりやすくなる傾向にある。
また、干満差が大きいため、満潮付近と干潮付近ではスタートの感覚が大きく変わるため、走り慣れている地元選手のほうがスタートを決めやすい。
ちなみに、干満差が大きいか小さいかは、日によって違っているので注意が必要です。

★潮の流れがある

2マーク側が瀬戸内海とつながっているため、潮が流れ込み、水面に水の流れを作り、レースへ影響を与えます。
具体的には、干潮→満潮の時間帯は追い潮、満潮→干潮の時間帯は向かい潮となり、追い潮・向かい潮の影響は、追い風・向かい風の影響と同じと考えて良いでしょう。

★追い風のレースが多い

1マーク側にある太華山が向かい風を遮っており、追い風のレースが多く、全国平均よりも1コースの1着率がかなり高くなっています。
風向きに関わらず、風速2m以下のレースでは1コースの逃げが決まりやすい。
稀に向かい風3m以上になるケースがあり、3・4コースの捲りや捲り差しが決まるようになります。
スタートが早そうな選手を狙って、穴狙いをしてみるのも面白いでしょう。

季節別入着率

■春季(対象期間/2021.03.01~2021.05.31)

コース
1着62.310.9%10.6%8.8%6.6%1.7%
2着18.4%29.922.3%15.7%9.8%4.8%
3着6.8%19.5%23.321.5%17.7%12.3%

■夏季(対象期間/2021.06.01~2021.08.31)

コース
1着64.913.8%7.6%9.5%3.1%1.5%
2着15.2%26.425.6%17.2%12.6%3.7%
3着7.0%20.4%22.319.1%20.9%11.1%

■秋季(対象期間/2021.09.01~2021.11.30)

コース
1着59.713.7%9.6%11.9%4.7%1.1%
2着14.9%28.722.7%15.9%11.6%7.1%
3着9.7%16.6%18.9%22.518.5%15.1%

■冬季(対象期間/2020.12.01~2021.02.28)

コース
1着64.315.1%8.2%8.1%4.7%0.6%
2着16.2%29.322.5%17.4%10.3%5.5%
3着6.2%19.1%23.022.5%18.6%11.9%