常滑競艇場（BOATRACEとこなめ）

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コースの特徴

伊勢湾に面しているため、年中向かい風が吹いています。防風ネットを設置していますが、強風が勝ります！
風の影響もあってフライングする選手が多い特徴があり、スタートが届きにくい点が最大の特徴と言えるでしょう。
水質は海水なので柔らかめで、静水面のため、選手にとって扱いやすい水質といえるでしょう。

水面情報

水質	海水	風の強さ	強い
干満差	なし	波の高さ	低い
難易度	静水面	広さ	普通

水面の特徴

★本番ピットが長い

他の競艇場よりも本番ピットが長く、ピット離れが難しい。
ピットは、一般的には艇の側面半分以下の長さだが、常滑競艇場では艇を覆うくらい長い。そのため、上手く出走しないと、艇がピットに当たって出遅れてしまう。
このようなミスをするのは、常滑競艇場を走り慣れていない遠征組の選手や若手選手に多くみられるので、節の前半は、走り慣れた地元選手や経験豊富なベテラン選手に注目しよう。

★１マークのホーム側は狭いが、バック側は広い

１マークのホーム側の水面が狭いため、１コースの艇は、スタート後に斜めに進まなければならないので不利になる。
しかし、１マークのバック側の水面は広く、全速ターンをしやすくなっています。
モーター性能が良ければ、スタートで遅れてもターンで取り戻しやすいので、不利な設計になつてはいるが、１コースの勝率は全国平均より高くなっている。

★海水で浮力が大きく、水面が軟らかい

伊勢湾の海水を利用しているため、水質は海水です。
海水の水面では、浮力が大きいので、体重の重い選手でもスピードを出しやすので、同じ勝率の選手がいるときは、体重の重い選手を重視しよう。
また、海水の水面は軟らかいため、モーター性能が悪くても最低限のターンはでき、実力上位の選手なら、モーター性能が悪くても舟券に絡んでくることがあります。

★水位の変化や潮の流れがない

前検日の干潮時に水門を閉めて、伊勢湾とのつながりをなくします。そのため、水質は海水だが、他の海水の競艇場と違って水位の変化や潮の流れはありません。
海水の軟らかい水面という特徴だけを持っているので、走りやすい水面と言えます。
ただし、向かい風が吹いていると、２マークに白波ができて走りにくくなるので、周回展示の２マークで綺麗にターンできている艇の評価を上げると良いでしょう。

★向かい風の日が多い

伊勢湾から海風が吹くため、向かい風のレースが多くなります。
向かい風のレースでは、内の艇のスタートが遅れると、まくりやまくり差しが決まりやすくなります。
１・２コースの艇の出足・行き足が良ければ、スタートを決めてくることもある。
スタート展示や直線タイムから、出足・行き足の良し悪しを判断するとよいでしょう。

季節別入着率

■春季（対象期間/2021.03.01～2021.05.31）

コース	１	２	３	４	５	６
１着	56.2％	15.8％	11.0％	8.6％	7.4％	2.1％
２着	19.0％	24.8％	22.3％	19.0％	10.4％	5.6％
３着	9.2％	20.2％	20.6％	20.0％	18.8％	12.3％

■夏季（対象期間/2021.06.01～2021.08.31）

コース	１	２	３	４	５	６
１着	58.2％	11.4％	12.2％	10.5％	6.6％	2.2％
２着	15.8％	26.9％	22.6％	16.4％	14.0％	5.0％
３着	9.4％	20.4％	19.8％	19.7％	17.8％	13.7％

■秋季（対象期間/2021.09.01～2021.11.30）

コース	１	２	３	４	５	６
１着	55.8％	13.2％	10.5％	13.1％	6.9％	1.7％
２着	17.5％	28.9％	19.0％	12.8％	15.3％	7.5％
３着	9.3％	16.7％	22.8％	19.5％	19.1％	13.6％

■冬季（対象期間/2020.12.01～2021.02.28）

コース	１	２	３	４	５	６
１着	56.7％	14.6％	11.7％	12.1％	5.6％	0.6％
２着	18.4％	25.4％	23.1％	17.9％	10.8％	5.5％
３着	9.1％	16.8％	20.0％	21.8％	20.7％	12.5％