江戸川競艇場(BOATRACE江戸川)

江戸川競艇場(BOATRACE江戸川)

江戸川競艇場(BOATRACE江戸川)

コースの特徴

全国唯一の河川コースでで全国一の難水面とも評される荒波漂う水面です。
河川ということは潮の影響を直接受けることになります。「追い潮」と「向かい潮」の2つの流れを見極める必要がある。
さらに、潮以外の影響は強風です。 あまりの強さゆえに「水面状況悪化」で中止になることも多い。
また、競艇のボートには水面が荒れた場合の対策として「安定板」があります。安定板はモーター下部に装着することで、接水面積が増え転覆事故を防ぐ効果があります。ボートレース江戸川の安定板使用率は約23%と高くなっており、この情報からも水面の過酷さがわかります。

江戸川競艇場(BOATRACE江戸川)┃コース特徴

水面情報

水質汽水風の強さ強い
干満差あり波の高さとても高い
難易度難水面広さ狭い

水面の特徴

★第1ターンマークがスタンド側に大きく振られている

第1ターンマークがスタンド側に大きく振られている。
1コースの艇はスタート後に斜めに進まなければいけないので、スタートで出遅れたときに他の艇にまくられやすい傾向にあります。
逆に、3・4コースの艇はスタート後に真っ直ぐ進むだけで、まくりを決められる。
そのため、選手のスタートタイミングが勝負を決めることになります。
買い目を決めるときは、選手の平均・今節のスタートタイミングから本番のスタート隊形を予想してみると攻略に繋がるのではないでしょうか。

★上げ潮・下げ潮がレースに影響しやすい

上げ潮・下げ潮がレースに影響しやすい。これは、水面が「中川」のなかに作られているからだ。中川は東京湾とつながっているため、干潮から満潮に向かう時間帯には海水が流れ込んでくる。
その結果、河川の流れが逆転し、下流から上流へと水が流れるようになります。
これは、第2ターンマークから第1ターンマークへの流れになるので、江戸川競艇場では「上げ潮=追い潮」になのます。
逆に、満潮から干潮に向かう時間帯には、中川から東京湾に海水が流れるようになる。
これは、第1ターンマークから第2ターンマークへの流れになるので、「下げ潮=向かい潮」になります。追い潮・向かい潮の影響は、追い風・向かい風の影響と同様と考えましょう。
具体的には、上げ潮(追い潮)のレースでは1・2コースの1着率が上がり、下げ潮(向かい潮)のレースでは3~6コースの1着率が上がる傾向があります。
潮の流れを把握し予想に活かす事が大切となります。

★強い風が吹くレースが多い

風を遮るものが少ないため、強い風が吹くレースが多い。
追い風の場合、風速2m以下なら1コース、風速3m以上なら2コースが狙い目となります。
弱い追い風のレースでは、助走距離の短い1コースでもスタート前後で加速しやすくなるため、逃げが決まりやすくなります。また、追い風が強くなると1コースのターンが流れて、2コースの差しが決まりやすい展開が多くなります。
逆に、向かい風の場合、風速に関わらず4~6コースが狙い目になります。
向かい風のレースでは、1~3コースがスタート前後で加速しづらくなるため、4コースのまくりが決まりやすくなる。また、4コースのまくりが失敗したときに、5・6コースが展開有利となり1着を取るケースもあります。
風向きと風の強さを直前情報でチェックして、予想に活かしましょう。

季節別入着率

■春季(対象期間/2021.03.01~2021.05.31)

コース
1着44.019.7%14.4%12.9%6.0%4.5%
2着22.9%27.017.1%15.5%11.5%7.4%
3着11.8%16.7%20.215.1%18.6%19.0%

■夏季(対象期間/2021.06.01~2021.08.31)

コース
1着45.216.3%14.5%14.1%7.7%3.7%
2着21.4%24.221.2%14.3%12.0%8.3%
3着12.5%18.2%16.6%18.6%20.015.7%

■秋季(対象期間/2021.09.01~2021.11.30)

コース
1着42.219.2%16.1%13.4%7.7%2.7%
2着22.5%24.117.8%14.4%13.3%9.3%
3着11.7%17.0%19.417.8%19.2%16.1%

■冬季(対象期間/2020.12.01~2021.02.28)

コース
1着54.418.1%13.6%8.2%4.7%3.3%
2着19.2%24.922.1%16.3%11.6%7.8%
3着7.3%19.4%20.417.9%21.7%15.1%