難解な『ボートレース江戸川』の買い方特集

ボートレース江戸川(以下「江戸川」とする)と聞いて、皆さんはどのような印象を持つでしょうか?

・ガチの川を使っているから荒れやすい!

・予想が難しい!

そんな声が聞こえてきそうですね💦

江戸川は全国24競艇場の中で、唯一河川の水面を利用した競走水面をもつボートレース場です。

(ちなみに、ボートレース江戸川という名前なのに、使用している河川は江戸川ではなく、中川です!飲み会で自慢するとへぇ~とボタンが押されそうなネタの一つです←古い(笑))

それでは、江戸川の予想で何を意識すればよいか話していきたいと思います!

■風の向き

■潮の流れ

■江戸川巧者

この3つが重要です!それでは説明していきましょう!

■風の向き

これは江戸川以外のレース場でも言えることですが、ボートレースにおいて風向きというのは予想において重要なファクターを持ちます。

一般的にボートレースは3×3のスローとダッシュに分別されスタートが決まります。

「内の3艇」と「外の3艇」の2つです。

そして、江戸川もそうですが、インコースの特に1号艇が有利なのは皆さんご存知でしょう。第1ターンマークでの周回半径が、内に行くほど少なくて済むからです。

では、その1号艇が負けるような場合は、どのような場合か挙げていきます。

  • ターンのふところが大きく空いてしまった→旋回によるミス
  • スタートが悪く、外の艇からまくられてしまった→速度不足

私は、この2つが要因だと考えられます。

このうち、①については、後述の江戸川巧者の欄で説明をするのと選手の当日の調子や技量にも左右されるので予想の段階で旋回ミスをするという前提の予想は立てにくいです。

では、②についてはどうでしょうか。

この②のケースを具体的に説明するとスタートの段階でボートの加速が最高速度まで達していないことが挙げられます。

『出足が悪い』という言葉がありますが、ボートレースにおいてモーターの出足の良し悪しというのがこのように加速という言葉に置き換えることができます。

1号艇をはじめとするインコースは、スロースタートであるため、モーターの出足が悪いとスタートの段階で最高速度へ達していなかった場合にダッシュスタートからまくられることも多いです。

ここまで一般論を述べてききましたが、この一般論に風が加わるとどうなるでしょうか。

仮に、6選手すべてのモーターの性能が均一とした場合に内3艇はスローのため助走距離が短く、最高速度まで加速がしきれない、

外3艇はダッシュのため助走距離を確保することができるために最高速度まで十分な加速を得ることができます。

ここで風とは、進行方向に対して追い風か向かい風をいいます。(横向きの風は割愛させていただきます)

風がエネルギーとして、選手に対してどのように働くかというのが風を予想に入れる際の視点となります。

◎追い風の場合

結論:インコース有利

選手に対してプラスのエネルギーが追加されます。

すると、より短い距離の加速で最高速度まで達することが可能となります。

追い風の場合はインコースが短時間・短距離で最高速度まで加速をすることができるため、よりインコース有利に拍車がかかります。

◎向かい風の場合

結論:アウトコース有利

選手に対して、今度は逆にマイナスのエネルギーが追加されることになります。

そうすると、加速しきれないインコースの選手はますます最高速度までの加速不足となり、逆に助走距離を十分に確保できるアウトコースの選手が加速を武器にスタートを切ることができます。

■潮の流れ

江戸川は冒頭で述べた通り全国24場の中で唯一、河川の水面を利用した競走水面を持つので、当然潮の流れにも左右されます。

江戸川の予想サイトやSNS等を見ると、「上げ潮」や「下げ潮」という言葉で表現されています。

『なんじゃそりゃ!!!??!』

っていう声が聞こえてきそうですが。

はっきり言います…

私も未だによくわからないです…(笑)

え?よく分かっていないのに潮の流れ今から大事だよーって言っても、説得力無いだろうって?

ご安心してください。分かりやすい言葉で説明させていただきます。

簡単な話をしますと、

進行方向に対して、反発する流れか、同じ流れか

というだけに過ぎません。。

反発する流れだとボートの進行を邪魔されます。

川と同じ流れで一緒に流れればボートの進行の手助けとなります。

あれ?これってさっき見た話じゃないの?

勘のいい方はすでにお気付きでしょう。

そう、風のファクターと、言っていることは変わりないです。

ボートの進行方向に対して潮の流れがマイナスのエネルギーとなっているか、プラスのエネルギーになっているか。上げ潮や下げ潮などという言葉は覚えなくて大丈夫です。

どっちがどっちだっけ?となるのと、実際にこうして書いている私ですらどっちがどっちか分からないです^^;

ボートの進行方向に対して、潮の流れが向かってくるか同じか。そして風は追い風か向かい風か。

江戸川の予想をする際には、一番先にチェックをすることをお忘れないようにしてください。 今はネットで簡単に調べられるいい時代になりましたね~。

公式サイト:https://www.boatrace-edogawa.com/

小括すると、

風・・・追い風、無風、向かい風

潮・・・同じ、流れ無、向かう

3×3の9通りのパターンがあります。上に行くほどインコース有利です。

①追い風×同じ流れ   

②追い風×流れ無    インコース

③無風×同じ流れ

――――――――――

④無風×流れ無

⑤追い風×向かう流れ  イーブン

⑥向かい風×同じ流れ

――――――――――

⑦向かい風×流れ無

⑧無風×向かう流れ   アウトコース

⑨向かい風×向かう流れ

■江戸川巧者

江戸川は、その特有の水面から得手不得手がはっきりと分かれます。

全国で唯一、河川の水面を利用した競走水面を有しているということだけあり、乗り慣れてきた選手の勝率・3着内率が高くなります!

1号艇に江戸川実績に乏しい選手、6号艇に江戸川が得意な選手が入ったような番組で、正直に1号艇から買うのはちょっと待ったと思っていただいてよいかと思います。

1号艇が負ける場合の①でも述べたように、旋回が膨れてしまう場合があります。

江戸川をそれほど得意としない場合、その特徴的な水面を把握出来ないまま第1ターンマークに突っ込み、ボートが暴れ、コーナリングをミスしてしまう場合もあります。

水面を把握出来てさえすればスピードを犠牲にしてもボートをしっかりと操縦し、理想のコーナリングをしてそのまま先マイで逃げ切れることができます。

その中でも「江戸川巧者」と呼ばれている選手をご紹介したいと思います!

まずは、もうご存知の方も多いと思いますが「江戸川鉄平」と呼ばれる石渡鉄平選手です。

江戸川の勝率が場別成績を見てみると驚異の7.51と他のボートレース場より高い数字になっています。

A1選手でSGレースやグレードレースに出場することが多いので江戸川の一般戦に出場するのは少ないかもしれませんが、出場するときは石渡選手に注目してみてください!

そしてもう1人注目の選手をご紹介します。

2019年2代目江戸川番長決定戦で優勝した「小池修平選手」です。

若い選手ですが、A1選手と将来有望です。

最近は江戸川のレースに出場が少なくなってはいますが、出場した際にはチェックしておきたい選手でもあります。

この2選手の他にも江戸川巧者いるよという方はぜひコメントで教えていただけたらと思います。

■まとめ

以上にまとめたように、ボートレース江戸川は、その特徴的な水面から基本であるインコース有利のほかに【風、潮、得意】の3要素を組合せて予想をすることで、舟券を獲得できる確率が多くなります。

これらの要素をマスターして皆さんもバンバン万舟を当てていきましょう!!

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